FK8タイプR レンタル開始!!

  

新世代プラットフォームに合わせて刷新され、フロントにマクファーソンストラット式、リアにマルチリンク式を採用。TYPE Rでは320PSというエンジン出力をFFレイアウトで受け止めるため、ナックルとストラットを分離した「デュアルアクシス・ストラット・サスペンション」を先代に引き続き使い、転舵軸とホイールセンターまでの距離を示すセンターオフセットを先代から7%縮小。トルクステアの発生を低減させており、さらにアルミ製ナックルアームで軽量化を図ってダイレクトな操縦性、高いロードホールディング性を実現している。

エクステリアデザインは、ロー&ワイドをテーマに、基調となるシルエットをセダンとハッチバックで共有。とくにフロントマスクはバンパー形状の個性化と、アッパーグリルのカラーリングを分けるだけに止め、共通するイメージで世界観を統一している。サイドからリアビューでは、ドアノブがセダンはメッキ仕上げ、ハッチバックとTYPE Rがボディ同色となり、セダンはリアオーバーハングをハッチバックより130mm延長して伸びやかなシルエットを与えている。また、ボディ形状が異なることに合わせ、リアのエアロパーツとしてセダンではトランクスポイラー、ハッチバックではルーフエンドスポイラーとテールゲートスポイラーを装着している。

エンジンは、1.5リッターと2.0リッターの2種類の直列4気筒DOHC 直噴「VTECターボ」を採用。ターボチャージャーはセダンとハッチバックで応答性に優れる小径タービン、TYPE Rでは低慣性で高出力化を実現するモノスクロール・ターボチャージャーを搭載。これに過給圧制御の自由度を高める「電動ウェイストゲート」を組み合わせ、高い過給レスポンスと排気ポンピングロスの低減による燃費向上を両立させる。

吸排気システムには連続可変バルブタイミング・コントロール機構の「吸排気VTC」を使い、吸気と排気のオーバーラップ量を広範囲に、かつ緻密に制御できるようにしている。このほか、シビックシリーズのエンジン共通で、放熱性を高めてノッキングの発生を抑制する「ナトリウム封入エキゾーストバルブ」を採用している。

トランスミッションは、7速モード付きでパドルシフトを標準装備するCVTと6速MTを設定。CVTではホンダ独自の変速制御「G-Design Shift」を採用。ハッチバックの6速MTは、スムーズで気持ちのよい変速操作をを手に入れるため、シンクロナイザー機構の形状を最適化。ギヤイン時の荷重を低減し、シフトレバーが吸い込まれていくようなフィーリングを表現しているという。